探究学習

ポイントは「わくわく」すること
一人ひとりの知的好奇心を掻き立てる

好奇心を重視した
自発的な学びの機会

「探究学習」は、まず課題を設定し、それについての情報収集、整理・分析をしてまとめ、表現をする、という流れでサイクルを回します。一般的には、SDGsや環境汚染といった社会問題を課題に置いた「課題解決型」が中心ですが、本校では独自の方法で探究を実施しています。この授業で最も重視しているのは、好奇心に基づいた自発的な学びの姿勢です。学ぶ上で最も大切な「わくわく」、つまり感情の動きや知的好奇心を掻き立てるようなテーマや題材を用意し、生徒が自ら学ぶ力を養います。疑問を投げかけたり、仮説を立てたりする際も、“やらされている感”や“ 課題感”を払拭するため、「……かも?」にちなんでカモのキャラクターを散りばめる形を取ります。学ぶ楽しさを実感しながら学習することで、問題や課題に対する向き合い方を自然に身につけ、社会で役立てらるようになります。

昭鉄は
探究サイクルもオリジナル

生徒は興味のある内容を調べ、分析・表現していきます

[ 主な題材 ]
  • クラスT シャツを作ろう
  • 学校のキャッチコピーを作ろう
  • 命を守る技術とは
  • 命を育む水
  • 陸前高田市でアート作品

陸前高田をテーマとした探究

研修旅行で訪れる東北地方にちなんで「岩手県陸前高田市」をテーマにした探究学習を実施しました。追手門学院大学の先生方のアドバイスのもと探究の題材にしたのは、陸前高田を表現する“アート作品”。地域の特産物や名物などを表したプラバンやレジンアートを製作し、生徒のみならず教員も一緒にわくわく楽しみながら取り組みました。

長崎県松浦市をテーマとした探究

長崎・広島・神戸を巡る研修旅行で訪れた「長崎県
松浦市」をテーマに探究学習を行った際、日本一の
アジの水揚げ量を誇る松浦市にちなんで「アジフラ
イ弁当」を文化祭で発売しようと考案した生徒たち。
現地の市役所に出向いて販売の許可を取ったり、工
場の方と直接交渉したりして、アジフライ弁当の商品化を実現しました。またパッケージ、箸袋、リーフレットも生徒自ら作成するなど、現地で得たものを全て形にすることで、松浦市への理解を深めることができました。

希望者は
課題解決型にも挑戦!

より実践的な探究学習を希望する生徒は、課題解決型の「ガチ探究」を行うことができます。今年度の実施例の1つとして、北海道の木古内駅~五稜郭駅を結ぶ「道南いさりび鉄道」に対し、企画を提案しました。“ 鉄道会社のために何ができるか”という課題のもと、車両を活かしたデザインのネクタイや水筒といった鉄道グッズや、イベント列車としての企画など、多様なアイデアが生まれました。

PAGE TOP